【卓球】特殊素材まとめてみた
ここ数年、10年くらい使い続けているラケットの代わりを見つけようと、年1回くらい新ラケットを試しては戻す日々を過ごしている。
そんなこんなで、ラケットに使われる特殊素材も増えてきてわけわからんと思い、一思いにまとめてみた。
基本はカタログベースだし、自分は素材に詳しいわけでもないので、細かい指摘はご容赦ください。
カーボン
特殊素材の古株。炭素繊維。ほぼすべてのメーカーでカーボン入りラケットは一つはある。打球感は固く(≒球離れが早く)なり、弾みは良くなる。最近は、極薄にしたり、繊維の編み込む方向を工夫したり、インナーに配置したりして、カーボンの特徴がマイルドになるような工夫が多い気がする。あとは、ほかの打球感がマイルドになるような特殊素材と一緒に編み込まれて使われることも多い。〇〇カーボンみたいな。
<使ったことあるラケット>
- プリモラッツカーボン(バタフライ)
ぶっ飛びラケット。中学生時代に試したけど、扱えなさ過ぎて一瞬で置物になった泣
- リーンフォースSI(ヤサカ)
インナーの更にインナー(SI=スーパーインナー)にカーボンを配置した、ヤサカのカーボンラケット。特殊素材入りにしては破格の安さで定価は9,000円(税抜き)。板厚の表面から三分の一くらいの場所にカーボンが入っている。こすって打つときは、インナーが顔を出さず、ぶつけて打つときはインナーの弾みが出てくる感じだったが、自分はフォアの下回転打ちをぶつけて打つタイプで、そこで飛びすぎるのが難点で置物に。あと、フレアグリップはかなり細い。アコースティックくらい細い気がする。
アリレート
バタフライではカーボンに並んで特殊素材の古株。調べても何の素材かはっきりしなかったけど。カーボンと違って、打球感が極端に固くなることはなく、打球時に手に響くことがなくなる印象。アリレート単体の特殊素材ラケットはもうすべて廃盤になってしまい、今はカーボンと編み込んだアリレートカーボンしかない。
<使ったことあるラケット>
- ティモボル・スパーク(バタフライ)
中学生~高校生の間の3年間くらい使っていた、アリレート単体が入っているラケット。弾みすぎず、回転は良くかかり、木材に比べると手に響かない。人気ラケットの一つだと思うけど、残念ながらかなり昔に廃盤に。メルカリとかでもなかなか見ない。
- ティモボル・スピリット(バタフライ)
中学生の間の1年間くらい使っていた、超有名人気ラケット。あまり使用感の記憶はない。アウターにアリレート・カーボンが入っている。
ケブラー、アラミド(≒PA)
ケブラーはニッタク版アリレートみたいな個人的印象。ケブラーもアリレートも赤いデザインだったし。繊維的にはパラ系アラミド繊維というらしい。こっちも攻撃用ラケットでケブラー単体で使われているラケットはもう廃盤に。
アラミドはバタフライ、ニッタク以外のメーカーで結構扱われていて、アラミドカーボンとして使われている。
あとヤサカのPAカーボンもケブラーの親戚みたいな素材らしい。
※使ったことあるラケットなし
ダイニーマ、イザナス
超高分子ポリエチレン繊維らしい。巷ではザイロンとイザナスは似ているらしい。
<使ったことあるラケット>
- フォーティノ・パフォーマンス(ティバー)
最近買った、ダイニーマがインナーに入ったラケット。まだ一回しか使ってないけど、リーンフォースSIより弾みは抑えめで玉持ちも良く感じる。
ザイロン、PBO
バタフライではZLFとして有名な黄色のやつ。
ガラス繊維+アルミニウム
これがandroのTXLファイバー=VICTASのシルバーカーボンらしい。
木材系
ここ一年くらいでよく聞くやつ
まとめ
個人的には、ラケットで優先することは
- 下回転が上がること
- グリップが握りやすいこと
なので、特殊素材かどうかはあまり関係ないけど、特殊素材ってあこがれるから使いたいという欲求がある。木材ラケットは今10年くらい使っているラケットが心地よすぎて、これより良い木材ラケットを見つけられる気がしないというのも理由ではあるけど。
ラケットを探すときに毎年毎年、調べなおすのが面倒になって、一気に調べてみました。でも大会で使ってみないと分からないのが卓球用具の難しいところ。